品川内科医院

お知らせ

スギ花粉症・ダニアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法について

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
皆さんは花粉症やアレルギー性鼻炎にお困りではないですか?
 
花粉症、アレルギー性鼻炎の原因物質は様々ですが
【スギ花粉症】【ダニアレルギー性鼻炎】
に対しては舌下免疫療法という治療が保険適応となっています。
 
治療についてはスライドに記載していますのでご興味のある方はぜひご覧ください。

以下は私の体験談です。
治療を検討しておられる方の参考になれば幸いです。
 
私は4-5年前に急にスギ花粉症を発症しました。
バレンタイン過ぎから目の痒みや鼻水を自覚し、目の周りはアイシャドウを塗っているかのように赤くなり、目の痒みのためコンタクトは装着できず、毎年春が来るのが億劫になっていました。
 
お花見なんてもう一生楽しめないんだろうなと諦めていました。
 
そんな中で私は去年秋からスギ花粉症に対する舌下免疫療法を開始しました。
スライドにも示しておりますように舌下免疫療法は根本的な体質改善が期待できる治療法です。
 
副作用としては、内服開始してからしばらくは口の中や耳の中のかゆみが生じることがあります。
私も1週間程度、内服してすぐは口の中が腫れぼったくなり、耳の中を耳かきで掻きたくなるほどのかゆみがありました。
 
内服後の耳の中の痒さが辛くて「これが一生続くなら治療を続けるのは無理だな」とはじめは心が折れそうになりましたが、抗アレルギー薬を同時に内服すると幾分かは痒みは和らぎ、徐々に痒みが減弱、1週間程度で症状が無くなりました。
 
舌下免疫療法は約3-5年、毎日内服を継続しなければいけない治療法です。
 
個人差があり、必ずしも花粉症の症状が根治するとは限りませんが、私はこの春、「あれ?今年は目が痒くないぞ?コンタクト装着できるぞ?」と効果を実感し、久しぶりに桜を見に散歩に出かけることができました。
 
一日中公園等を出歩いた日の夜は目が痒くなるので完治したわけではないと思いますが、昨年の10月頃から開始して、約半年の時点のこの春のスギ花粉症に対しても個人的には効果を実感しました。
 
あくまで私の個人的な経験談ですが、皆さんの参考になれば幸いです。

舌下免疫療法は必ず完治を約束する治療ではありません。3-5年内服した後、しばらくは調子が良くてもまた数年した後に内服を再開せねばならない可能性もあります。
 
しかし多くの方は、花粉症やアレルギー性鼻炎に対して日々内服しておられる抗アレルギー薬、点眼薬、点鼻薬を減量できたと実感しておられます。
 
抗アレルギー薬等の対処療法のみでなく根本的な体質改善が期待できる舌下免疫療法。
 
治療に関心をもたれた方はぜひ一度当院へご相談ください♫